競馬の馬券はネット購入がおすすめ!ネット購入できるアプリも紹介!
競馬の馬券を購入する場所といえば、実際にレースが開催されている各競馬場か場外馬券売り場、そしてウインズを思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし、そういった場所に直接出向く必要はなく、今ではネットで簡単に馬券を購入することができますし、配当金もネットを介して受け取ることが可能です。
本記事では競馬の馬券をネットで購入するための手順と、ネット購入ができるアプリを紹介します。
馬券の購入はネットでスマホ購入が主流となりつつある
中央競馬で本格的にインターネット投票が導入されたのは、2005年になって後述する「即PET」というサービスが開始されてからです。
開始後は急速にネットで馬券を購入する人の割合が多くなっていきました。
2020年になって新型コロナウィルスが流行し、競馬のレースも無観客開催になると更にその比率は高くなっていき、現在では購入された馬券のうち、約8割がインターネットでの購入となっているほどです。
さらに言えば、ネットで購入している人のほとんどがスマホを使っての購入となっています。
馬券の購入はもはやインターネットが、さらにスマホでの購入が主流であるといっても過言ではありません。
ネット購入をするメリット
インターネットで馬券を購入する人が急速に増加した要因は、新型コロナウィルスの流行だけではありません。
それを差し引いても、ネットによる馬券購入にはたくさんのメリットがあります。
インターネットで馬券を購入することによって得られるメリットについて見ていきましょう。
いつでもどこでも馬券が買える
インターネットによる馬券を購入することで得られる最大のメリットが、「いつでもどこでも馬券を購入できる」という点ではないでしょうか。
自宅はもちろんの事、たとえ外出先であったとしても、ネット購入が可能なアプリを携帯電話にインストールしさえすれば、その場で馬券を購入することができます。
土日に忙しくて競馬の中継を見る暇が無いという人でも、ネット購入を使えば仕事の休憩時間などを利用して馬券が買えるというのは、競馬ファンにとってとてもありがたいことです。
レース直前までテレビやネットなどで情報収集ができる
直接馬券を購入する際は券売機などを利用することになりますが、買い目をマークシートに記載し、券売機に読み取らせ、お金を入れて購入するとなると少なくとも10分くらいは余裕を持っておいたほうがよいでしょう。
更にいえば、馬券はレース直前になってから購入するという人は案外多いので、列ができると順番待ちをする必要があります。
それを踏まえると、あまりギリギリまで予想をするという事が難しいです。
しかし、ネット購入であれば順番待ちをすることはほとんどありませんし、購入手続きも慣れれば約1分くらいで完了します。
自宅で購入することができるというメリットと合わせると、ギリギリまでテレビまたはインターネットなどを使って情報収集をする事も十分可能です。
出金手続きもラクラク
ネット購入をする場合は提携している銀行の口座を利用することになります。
したがって、的中したときの出金手続きもとてもカンタンです。
さらにネットでの入出金は投票履歴が残るので、記録を付けている人にとっては資金管理をしやすいというメリットもあります。
ネット購入できる競馬アプリおすすめ6選
スマホで馬券を購入できるユーザーが増えている事の要因のひとつに、ネット購入が可能な競馬アプリが充実しているという点があげられます。
本項目では、ネット購入できる競馬アプリのなかでも利用者が特に多いおすすめできるアプリを6つ紹介します。
楽天競馬
楽天競馬は、楽天が運営する競馬アプリです。
このアプリは地方競馬の馬券を購入できるアプリとなっています。
中央競馬が開催されるのは土日のみですが、地方競馬は平日開催となっているので、平日も競馬を楽しみたいという人にはおすすめのアプリです。
出走馬の情報はもちろん、レースの中継も見る事ができるので自宅で地方競馬の観戦も可能となっています。
入会金や年会費も一切必要ないので、地方競馬に興味がある人はインストールしておいて良いのではないでしょうか。
オッズパーク
オッズパークはテレビコマーシャルも放送しているので、名前は聞いた事があるという人も多いのではないでしょうか。
オッズパークも楽天競馬と同様に、地方競馬の馬券が購入できるアプリとなっています。
またオッズパークは競馬だけではなく競輪やオートレースも取り扱っているのがほかの競馬予想アプリとは大きく異なる点です。
netkeiba
netkeibaは、競馬をやっている人なら知らない人はいないといっても過言ではないほど有名な競馬情報サイトです。
このアプリはそんなnetkeibaが運営しているアプリとなっています。
このアプリは馬券が購入できるということも去る事ながら、とにかく情報量が豊富であるという事が最大の特徴です。
馬券を購入する際に情報を収集する手段としてもとても使い勝手がよいので、競馬を楽しむのであれば、インストールしておいて損はないアプリのひとつです。
MyKeiba
MyKeibaは、残念ながら現在はiPhoneのみに対応しているアプリとなっています。
先に紹介したJRA-VANは、実は利用するのに月額料金が必要となるのですが、MyKeibahaは利用料金が一切必要ないというのが大きなメリットです。
さらにレースに関する情報を見ることができたり、レース映像を見ることができたりと、亜券を購入するだけではなく、レースの情報収集や軽あの勉強をする際にも使えるアプリです。
らくらくIPAT
らくらくIPATは、IPATと連携しているアプリで、iPhone限定ではありますが、初心者でも簡単に馬券を購入することができます。
競馬をこれからはじめようと考えている人で、ネット購入をする際にどのアプリをインストールすればよいかが分からないという人は、ひとまずこのらくらくIPATをインストールしておけばよいでしょう。
JRA-VAN
「JRA-VAN」は、JRAの公式アプリです。
KRAに登録されているすべての競走馬のデータを見る事が可能で、JRAの公式アプリということもあって、掲載されているデータの信頼度はナンバーワンです。
また、気になっている馬を「注目馬」として登録することが可能で、その馬が出走するレースが決まると通知で教えてくれるので、気になっている馬のレースを見逃さずにチェックできます。
JRA公式の即PATもおすすめ
中央競馬を運営しているJRAでもインターネットで購入できるサービスをいくつか展開していますが、特にこだわりがないのであれば、即PATというサービスを利用すすのがおすすめです。
即PATは会員登録をしてからすぐに馬券を購入することが可能ですし、提携している銀行は限定されているものの、提携銀行に口座をすでに持っているのであれば口座開設の必要もありません。
また、購入回数や限度額にもほぼ上限がないなど、ほかの購入方法と比べるとメリットばかりでデメリットがほぼ見当たらない為、JRAのサービスを利用するのであれば即PAT一択でしょう。
即PATで馬券を購入するまでの手順
では、実際にネット登録ができるようになるまでの手順を解説していきましょう。
今回は即PATに新規入会する為の方法を順番に見ていきます。
特に難しい操作は必要ないので、普段携帯電話を使っている人ならば誰でもすぐに会員登録できることでしょう。
対応している銀行は?
即PATは、残念ながらすべての銀行に対応しているというわけではありません。
即PATが利用可能な銀行は下記の8銀行です。
・三井住友銀行
・楽天銀行
・三菱UFJ銀行
・住信SBIネット銀行
・ゆうちょ銀行
・りそな銀行/埼玉りそな銀行
・auじぶん銀行
口座が無ければ開設しよう
もし先に紹介した8つの銀行で口座を持っていないのであれば、新たに口座開設をする必要があります。
口座開設そのものはインターネットでも可能ですが、現金の引き出し等の手続きはカードがなければ利用できません。
銀行にもよりますが、口座開設の手続きが完了してからカードが届くまでにだいたい2週間くらい必要です。
口座開設の必要がある人は、即PATを当日に利用することは不可能なので注意しましょう。
口座があれば登録は簡単
口座をすでに持っているのであれば、簡単な手続きで即PATに会員登録することができます。
まず即PATへの加入申し込みをすると、利用するにあたっての規約が表示されるので内容をしっかりと確認した上で「同意する」を選択しましょう。
次に口座の確認を行います。氏名や生年月日などの基本情報と、即PATを利用したい口座を入力し、「確認」ボタンをクリックします。
すると今度は口座振替についての規約が表示されるので同じく内容を確認し、「同意する」ボタンを押しましょう。
最後に即PATの会員登録をする際に必要な住所や電話番号などの情報を入力し、「確認」を押せば即PATの会員登録は完了です。
登録完了後、即PATの利用に必要な「加入者番号」「P-ARS番号」「INET-ID」が表示されます。
メモ用紙に記録する、または画面をスクリーンショットするなどして忘れないようにしておきましょう。
銀行口座から直接引き落とされるわけではない点には注意
即PATを利用するうえで勘違いしないでほしいのが、「銀行の口座からお金を直接引き落としているわけではない」という点です。
即PATで馬券を購入する際には、紐づけした口座からJRAのインターネット投票システムに一度お金を入金するという手続きが必要です。
したがって、馬券はシステム内に入金されているお金の分だけとなっています。
そのため「ネット購入をすると際限なく馬券を買ってしまうのでは」と不安になっている人も心配はいりません。
入金するのをストップしさえすれば、それ以上馬券を購入することができないので、意識して馬券を購入すれば買いすぎるという事態にはならない仕組みとなっています。
実際にネットで馬券を購入してみよう
では、実際に馬券を購入してみましょう。
即PATは利用するために必要な「加入者番号」「P-ARS番号」「INET-ID」さえあれば自分の携帯電話はもちろんの事、自分が所有しているパソコンでも、ネットカフェなどに設置してあるパソコンからでも、インターネットを利用できる端末さえあればいつでもどこでも馬券が買えるようになっています。
ログインして投票方法を選択
まずは「加入者番号」「P-ARS番号」「INET-ID」を入力してログインしましょう。
ログインすると「投票方法」を選ぶことができます。
投票方法は、下記の6種類となっています。
・オッズ投票
・マークカード投票
・予想印投票
・パック投票
・WIN5
どの方法も分かりやすくなっているのでどの方法を利用するかは自由です。
今回はもっともオーソドックスな「通常投票」の方法を説明していきます。
レースを選び券種と馬番を選択
「通常方法」を選ぶと、馬券を購入することが可能なレースが表示されるので、自分が馬券を購入するレースを選びます。
すると馬券の券種が表示されるので、表示されているものの中から自分が購入する馬券の種類を選択しましょう。
次に出走する馬と枠番が表示されるので、実際に馬券を購入する買い目を選択します。
購入金額を入力して完了
券種と買い目を選択したら、購入金額を入力する画面になるので、どの馬券にどれくらいの金額を購入するかを入力していきましょう。
入力する単位は通常の馬券と同様に100円単位となっています。
購入金額を入力したら、「完了」ボタンを押しましょう。
これで購入手続きは完了です。
慣れれば早い人なら1分くらいで馬券を購入することができます。
即PATと連携ができる競馬アプリもある
馬券をネットで購入する際は、携帯電話を利用してという人がほとんどなのではないでしょうか。
携帯電話に対応した競馬関連のアプリはたくさんありますが、そのなかには即PATと連携していて、いちいち即PATのアプリを起動せずとも直接馬券が購入できる便利なアプリがあります。
それは、先におすすめアプリとして紹介した「JRA-VAN」と「MyKeiba」です。
競馬に慣れたら一度は競馬場で馬券を買ってみよう
ネットで馬券を購入するというのは、いつでもどこでも馬券を購入できるうえ、直前まで情報を収集できるなど良いことづくめです。
しかし、本当の競馬の魅力は競馬場に行くことで初めて体験することができます。
競馬場では実際に目の前で競走馬が走る姿を見れます。
レースで1着になる事だけを目標に鍛え抜かれた競走馬の身体は一流アスリートのようなものです。
その競走馬たちが全速で走り抜ける姿は大迫力ですし、なによりとても美しいです。
またパドックで出走前の競走馬たちの状態を自分の目で確認できるというのも競馬場ならではの醍醐味といえるでしょう。
競馬場というと、ギャンブル好きのおじさん達しかいないというイメージを持っている人も多いかもしれませんが、それはもう過去の話です。
特にG1レースが開催されるような競馬場はとても整備が行き届いており、若いカップルや家族連れなど実にたくさんの人たちが訪れています。
もし彼女が競馬に興味を持ったのであれば、競馬場でデートをするととても楽しい一日となるでしょう。
まとめ
中央競馬では即PATが導入された2005年から本格的にネットでの購入が可能となり、今では全ての馬券のうちおよそ8割がインターネットでの購入となっています。
インターネットでの購入は、何よりいつでもどこでも購入することが可能ですし、直前まで情報収集ができるというのが大きなメリットです。
そして、さらに言えば、馬ではスマホでも馬券が購入できるようになっており、スマホはいつでもどこでも肌身離さず持っている人がほとんどであるという事から、ネット購入イコールスマホでの購入と考えて間違いありません。
スマホを含めたネットで馬券を購入している人の割合は現在8割を超えており、完全にネット購入が主流となっています。
直接馬券を購入できるアプリがいくつかあり、それぞれ特徴があるので、いくつかのアプリを比較して自分が使いやすいものを選ぶとよいでしょう。
中央競馬を運営しているJRAも馬券をネット購入するサービスを展開しています。
全部で3種類ありますが、特に抵抗が無ければ即PATの利用をおすすめします。
即PATは提携している銀行の口座をすでに持っているのであれば、登録してからすぐに馬券を購入できるうえ、購入限度額もないですし、購入回数の限度もほぼありません。
ネットでの馬券購入は確かに便利ではありますが、馬券の購入に慣れたのであれば、一度は競馬場に直接足を運んでみてほしいです。
一昔前はおじさんしかいないというイメージでしたが、現在はずいぶん変わってきており、若いカップルから家族連れまでさまざまな年代の人が競馬場を訪れています。
間近で全力疾走する競走馬たちを見るととても迫力がありますし、競馬場そのものがとても整備が行き届いて施設も充実しているので、競馬抜きでも十分楽しむことができます。