馬連で勝つおすすめの買い方は?買い方のコツ・流し・ボックス買いについて解説

馬連で勝つおすすめの買い方は?買い方のコツ・流し・ボックス買いについて解説

2023年時点で中央競馬で発売されている券種は9種類です。
勝ち馬を予想する単勝もあれば、1,2,3着に入選する馬を全て予想し、高配当に期待できる三連単、さらには指定された5つのレースの勝ち馬をすべて当てるWIN5という券種もあります。

中央競馬では数多くの券種が発売されていますが、その中には馬連という馬券が存在します。
馬連は単勝ほどシンプルでもなく、三連単ほどインパクトがないため初心者の方にはなじみが薄いかもしれません。

しかし、うまく使いこなせば馬連も非常に面白い券種ですし高配当や回収率の向上に役立つ券種ですよ。

今回は、競馬初心者の方へ馬連の基本的な情報、主な買い方、そして儲かる馬連の買い方についてまとめました。
馬連馬券に興味のある方はぜひ最後まで読んでください。

回収率が高い競馬予想サイト
11月24日(日)ジャパンカップ[G1]

11月17日東京10R「イクリプス」プランで8,100円 →1,099,440円の払い戻し!
今なら無料登録で11月24日(日)ジャパンカップ[G1]の買い目がみれる!

無料でジャパンカップの予想をみる

そもそも馬連とは?

そもそも馬連とは?

まず馬連とはどういう買い方なのか見ていきましょう。

馬連とは
「1,2着に入選するであろう2頭の組み合わせを着順問わず予想する」買い方です。

2頭以上の馬を選択する複合馬券に分類される買い方なので、1頭のみを選択する単勝や複勝をメインに購入している人にとってはやや難しく感じるかもしれません。

しかし、馬連はそこまで難しいものではないです。
なぜなら、着順まで予想しなくていいからです。

例えば、AとBという組み合わせで予想した場合、1着にA、Bどちらかが来たとしても、もう一方の2着にその片割れさえ来てしまえば配当になります。

馬連A-Bの組み合わせ
1着A
2着B

1着B
2着A

どちらが来ても的中!

選択した2頭の馬の着順を気にしなくても、とにかく2頭が1,2着に絡めば配当を得ることができるのが馬連の最大の魅力です。

競馬初心者の方にはピンとこないかもしれませんが、実は着順をピタリと当てるのは容易ではありません。

例えば、券種の中でも人気の高い三連単は、3着以内に入選する馬の着順を全て予想する券種ですが、組み合わせ数は膨大にありますし、1頭でも漏れてしまえばそれで馬券は外れてしまいます。

2頭も当てたのに1頭外しただけで外れるのが三連単で、そのようなケースに陥った時は馬連や馬単で購入したほうがよかったとしみじみ感じます。

三連単は組み合わせ数が多く、フルゲート18頭立てにおいては4896通りも存在するので単純な確率で見ても的中率は著しく低いです。

対して、馬連は18頭立てでも153通りしか存在しません。
2頭以上の馬を選択する複合馬券の中でも馬連は的中率が比較的高い券種なのです。

馬連はバランスの取れた券種

馬連は全券種の中でもバランスの取れた券種です。
どうしてバランスが取れているかというと、的中率と平均配当が全券種の中でもちょうど真ん中あたりにあるからです。

的中率 券種 フルゲート(18頭立て)
の組み合わせ数
平均配当 配当期待値
高い↑














低い↓
複勝 18 359円 低い↑














高い↓
単勝 18 986円
枠連 36 2,256円
ワイド 153 600円
馬連 153 5,869円
馬単 306 11,070円
三連複 816 2万809円
三連単 4896 13万8,905円
WIN5 対象となる
5つのレースの
出走馬の積の合計
2,134万2,840円

複勝や単勝は的中率こそ非常に高いですが平均配当は全券種の中でも安いです。
対してWIN5や三連単は平均配当が非常に高いものの、組み合わせ数も莫大になるため、1点当たりの的中率は著しく低いです。

その中で、馬連の組み合わせ数と平均配当を見ると、ちょうど表の真ん中くらいにありますよね。
馬連はすべての券種の中でも、1点当たりの的中率はそこそこで、配当妙味もまずまずあるのでバランスの取れた券種といえるでしょう。

馬連と馬単の違いとは?

馬連も馬単も1,2着に入線する馬を予想する券種です。
しかし、最大の違いは馬連が着順問わず、1,2着馬を予想するのに対し、馬単は選択した2頭の馬の着順もピッタリと当てなければなりません。

例えば、馬単で1着A、2着Bの馬を予想した場合、1着がBで2着がAだった場合、その馬単は外れてしまいます。
しかし、馬連は着順を問わないため、もしもこのケースで馬券を購入した場合でも的中となります。

馬連は馬単とは違って着順まで予想しなくてもいいので的中率は馬単の半分で、1点当たりの的中率も馬単の倍となっています。
よって、馬連のほうが馬単よりも的中率が高い券種なのです。

馬連とワイドの違いとは?

馬連も馬単も2頭の馬を予想します。
その違いは、馬連が1,2着馬に来る馬を予想する券種に対し、ワイドは選択した2頭の馬が3着以内に入選すれば的中となります。

詳しく説明すると、ワイドは3着以内に入選すればいいため、複数の的中パターンが存在するのです。

1,2着
1,3着
2,3着

このように、着順問わず、選択した2頭の馬が3着以内に入選したら的中となり、的中範囲が幅広いのがワイドの特徴といえるでしょう。

組み合わせ数は馬連もワイドも同一ですが、ワイドの的中パターンは馬連が1パターンに対し、ワイドは3パターン存在することから、ワイドの的中率は馬連の3倍です。
そのため、馬連よりもワイドのほうが的中率の高い券種なのです。

ただし、平均配当はワイドが約600円ほどに対し、馬連は6,000円弱あるので、配当妙味を考えるなら馬連のほうが期待値は高いですよ。
ちなみに、同着決着がない限り、複数の的中パターンが存在するのはワイドと複勝の2つだけです。

馬連の平均配当は約6,000円!

馬連の平均配当は約6,000円でオッズでいうと60倍が平均的となります。
ある程度競馬に触れている人であれば「そんなに配当が大きいの?」と思ってしまうでしょう。

確かに、馬連は人気同士の組み合わせで決着づいた際は配当が1,000円を切ることが多いです。
では、どういったケースで配当が吊り上がるか、大きく分けて2つのパターンがあります。

・穴馬が連対した
・断然1番人気が飛んだ

ひとつずつ解説します。
穴馬が連対すると配当が急上昇することは多いです。

連対とは
2着以上に入選することを指し、1,2着の範囲を「連対圏」と呼ぶこともあります。

2019年の高松宮記念での例を紹介します。
この年の高松宮記念を制したのは3番人気のミスターメロディでした。

しかし、2着には12番人気のセイウンコウセイが入着しています。
この年の高松宮記念の馬連配当は3万530円にもなったのです。

3番人気-12番人気の決着で穴馬が絡んだだけでもこれだけの高配当が飛び出したのです。
もうひとつ、圧倒的1番人気に支持された馬が敗れた場合も配当に期待できます。

例えば、2019年の有馬記念は現役最強馬のアーモンドアイが断然1番人気に支持されましたが結果は9着に敗れてしまいました。

この年の有馬記念は2番人気のリスグラシューが優勝し、3番人気のサートゥルナーリアが2着に入選しています。

2番人気-3番人気の組み合わせで決着がつきましたが、アーモンドアイに馬券が集中していたこともあり、馬連は2,990円も付いたのです。
断然1番人気に支持された馬が飛ぶと、上位人気同士の決着でも高配当に期待できますよ。

馬連の組み合わせを求める方法

馬連の組み合わせを求める方法

馬連は1点買いと多点買いで購入する買い方がありますが、基本的には多点買いで購入することが多いです。

馬連は極端に買い目を増やさなくても予想できる券種なので、組み合わせ数を求めるのは比較的容易ですが、求める数式も存在するので紹介します。
馬連の組み合わせ数は下記の数式で求めることができます。

出走頭数×出走頭数(-1)÷2=組み合わせ数

フルゲート18頭立てのレースにおける組み合わせ数を求める際は、下記のように数値を代入します。

18×17÷2=153通り

JRAのレースは2023年時点で18頭立てが最大なので、153通りより増えることはありませんよ。

馬連の主流な買い方3選

馬連の主流な買い方3選

馬連は複合馬券なので、ボックスや流しといった買い方で購入することも可能です。
どの買い方にも特徴がありますよ。

ところで、競馬初心者の方はボックスや流しがどういった買い方なのか分からないという方もいるのではないでしょうか。
ここからは、馬連の主流な買い方を3つ紹介しましょう。

1点買い

1点買いとは
1つの組み合わせのみを購入する買い方です。

単勝や複勝ではよく見られる買い方ですが、馬連でも1点買いで購入することは可能です。
1点買いの最大のメリットは無駄な買い目を購入しないため、的中した際トリガミが発生しないことです。

トリガミとは的中したにもかかわらず、配当が馬券購入費を下回ることで、かんたんにいうと馬券は当たったけど収支がマイナスになることです。

1点買いでは絶対にトリガミは発生しないのです。
馬連は組み合わせ数が多いため、1点買いを当てるのは容易ではありませんが、それでも出走馬次第では1点買いも有効です。

例えば、明らかに強い馬が2頭のみ出走しているレースでは単勝よりも馬連のほうが予想しやすいでしょう。
レースによっては馬連1点買いも役立つ買い方なのです。

ボックス

ボックスとは
選択した馬番の組み合わせをまとめて購入する買い方です。

例えば、馬連ボックスでA,B,C,D,Eの5頭を選択した場合、その組み合わせ10点をまとめて購入できます。

◆A,B,C,D,Eの5頭の組み合わせ

A-B B-D
A-C B-E
A-D C-D
A-E C-E
B-C D-E

ボックスは選択した組み合わせをまとめて購入するため、幅広く抑える買い方といえます。
選択した馬のうちの2頭が連対さえしてしまえば配当につながります。
買い目が広いので、馬連の買い方の中でも的中率を高められるのがボックスの長所です。

短所としては、買い目を広げる買い方なのでどうしても購入点数が増えやすく、ある程度の馬券購入費が必要なことです。
また、的中したとしても配当が馬券購入費を下回ることもあるので、トリガミの可能性もあります。

あまりに買い目を増やすと損する可能性もあるので使い方によっては損することもありますよ。
選択した馬の組み合わせとオッズを照らし合わせながらボックス買いを検討したいですね。

流し

流しとは
馬券に絡むであろう馬を固定し、もう一方を複数頭選択する買い方です。

固定する馬を「軸馬」、もう一方を「相手馬」と表現します。
Aという馬を軸にして、B,C,D,Eの馬を相手馬にした場合、下記のような組み合わせになります。

◆軸馬Aと相手馬B,C,D,Eの組み合わせ

A-B
A-C
A-D
A-E

流しの最大のメリットは、軸馬さえ固定してしまえば、比較的少数で買い目を抑えられることです。
先ほど紹介したボックスで5頭立て購入した場合、組み合わせは10通りとなりました。
そのうち連対する馬を1頭決め、残りの4頭を流してしまえば、4点で買い目を抑えることができます。

ボックスと比較しても半分以下の点数で抑えることができました。
買い目を抑えながら配当に期待できる面では流しは非常に役立つ買い方です。

非常に便利ですが、流しの唯一の欠点は軸馬が必ず馬券に絡まなければならないことです。
馬連における軸馬は絶対に連対しなければなりません。
3着以内に敗れてしまえば、例え相手馬が馬券内を独占したとしても馬券は外れてしまいます。

流しは確実に連対するであろう馬が出走しているレースにおいては便利ですが、どの馬が勝ってもおかしくないような混戦模様のレースでは不向きなのです。

馬連の買い方で心がけたい2つのポイント

馬連の買い方で心がけたい2つのポイント

馬連の買い方をいくつか紹介しましたが、実際にはどのようにして馬連予想を行えばいいでしょうか。
ここからは、初心者でも覚えておきたい2つの買い方について紹介します。

最初に連対馬を見つけ出す

馬連で最も大切なのは、連対しそうな馬を選択することです。
馬連は選択した2頭の馬が1,2着にさえ絡んでしまえばそれで的中となります。

ですが、逆に言うと必ず1,2着に連対しなければいけません。
そのため、馬連予想の基本は「連対馬」を探すことになります。
特に、流しで購入する場合は軸となる馬さえ決めてしまえば買い目を大幅に抑えることが可能です。

2頭の連対馬を見つけて1点買いで購入するのが理想ですが、馬連の場合は対象買い目を広げてもトリガミになることはほとんどありません。
馬連予想する際は最初に連対しそうな軸馬を見つけましょう。

相手馬は複数選択する

軸馬を見つけたら相手馬を探します。
相手馬は複数頭いても問題なく、極端な話、軸馬を除いたすべての馬を相手候補に選択することも可能です。

しかし、フルゲート18頭立てのレースにおいて、軸に対して相手が17頭選択すると、配当が17.1倍以上超えないとトリガミになります。
そのため、相手を全通り購入する買い方は効率の良くない買い方といえます。

しかしながら、馬連の場合は軸馬は1頭しか選択できないのに対し、相手馬は複数選択できるので軸馬を予想するほうが圧倒的に難しいです。
相手馬は全頭選択するのはさすがに非現実的ですが、ある程度幅を広げて購入することは可能です。

組み合わせとオッズにもよりますが、相手候補は基本的に2〜8頭くらいで抑えるのがよいでしょう。
全ての組み合わせでトリガミを回避できるような買い方ができれば理想ですよ。

高回収率に期待できる馬連の買い方のコツ3選

高回収率に期待できる馬連の買い方のコツ3選

的中率と回収率のバランスが取れている馬連は昔から発売されている券種ということもあって多くの馬券購入者に支持されています。

もちろん、馬連で収支を上げ続けている人も少なくありません。
実際に、馬券上手な方はどのような買い方で馬連を購入しているのでしょうか。
ここからは、高回収率に期待できる馬連の買い方を3つ紹介します。

買い目を抑えられる流しで買うのが基本

馬連で回収率を高めるには流しで購入するのが基本です。
馬連は流し以外にもボックスや1点買いも存在しますが、ボックスは買い目を広げすぎて馬券購入費が必要になるので、的中したとしても回収率は上げづらいです。

馬連の1点買いもよっぽど自信がない限りはおすすめできません。
なぜなら、馬連の組み合わせは単勝や複勝よりもはるかに多いからです。

フルゲート18頭立てにおける馬連の組み合わせは153通りもあります。
1点当たりの的中率は1%にも満たないのです。

的中さえしてしまえば1点買いは最強ですが、馬券は的中しなければ1円も得ることができないです。
また、回収率も的中して初めて向上するので、回収率を上げるということは馬券を的中させることが大前提なのです。

的中率の低さを考えたら馬連1点買いで回収率を高めるのも容易ではないのです。
それに対して、流しは軸馬と相手馬を定めて多点買いで購入します。

ボックスのように無駄な買い目を抑えつつ、1点買いとは違って複数の組み合わせを購入するため、的中率を高めながら回収率も意識した買い方になります。

ボックスと1点買いのよい所を集めたのが流しの特徴といえるでしょう。
馬連で回収率を高める際は流しが基本的な買い方となるのです。

人気馬→穴馬の組み合わせで高配当GET!

回収率を向上させるには高配当の組み合わせを当てることも重要です。
馬連は平均配当が約6,000円もあるため、高配当を得やすい券種なのです。

しかしながら、人気馬同士の組み合わせの場合は配当が1,000円に満たないことも少なくありません。
馬連で高配当を得るには穴馬を絡めなければならないのです。

しかしながら、穴馬同士の組み合わせは配当こそ魅力がありますが、現実的にはなかなか穴馬同士で決着づくことは多くありません。
そこで、おすすめしたいのが人気馬と穴馬同士の組み合わせです。

人気と穴馬が連対圏に入選することは意外と多く、人気と穴馬の組み合わせでも馬連万馬券が飛び出すことは多いです。

軸馬を人気馬に絞り、相手候補に穴馬を絡める買い方を行えば、取りこぼしなく高配当&高回収率につなげられるのでおすすめですよ。

実力が拮抗しているときはボックス買いでも払い戻しに期待できる

出走馬の中でいくら頭をひねっても軸馬が定められないレースは必ず存在します。

そのようなレースは単勝オッズにも反映されていて、例えば1番人気でも4倍や5倍以上の高配当オッズとなっています。
その場合、2,3番人気も同じく単勝オッズ4,5倍で1番人気と差がないケースがほとんどです。

そもそもオッズというのは全国の馬券購入者の購入費と全体の売上の割合で数値が決まります。
上位人気のオッズが拮抗しているのは、どの馬が勝つのか、票が分散しているからで、全国の馬券購入者も意見が一致していない際に現れます。

オッズが拮抗しているレースは予想が難解で軸馬を定めるのは正直非常に難しいです。
そのようなレースでおすすめしたい買い方がボックスです。
ボックスは選択した馬番の組み合わせをすべて購入するので的中率を高められます。

そのため、軸馬が定められないレースでは、流しよりもボックスのほうが的中させやすいです。
ボックスの弱点であるトリガミになりやすい点も、オッズが拮抗しているレースではそこまでデメリットになりません。

なぜなら、オッズが拮抗しているレースは上位人気の組み合わせでも配当妙味が高いため、人気同士の決着でも高配当になりやすく、トリガミを避けることができるからです。

もちろん、トリガミにならない買い方を行うのは大事ですが、実力が拮抗しているレースではボックスでまとめて購入する方法も悪くないですよ。

回収率が高い競馬予想サイト
11月24日(日)ジャパンカップ[G1]

11月17日東京10R「イクリプス」プランで8,100円 →1,099,440円の払い戻し!
今なら無料登録で11月24日(日)ジャパンカップ[G1]の買い目がみれる!

無料でジャパンカップの予想をみる

まとめ

馬連の買い方について初心者向けに紹介しました。
馬連は1着と2着馬を着順問わず当てる馬券で、初心者から上級者まで幅広い層に支持されている券種です。

堅い決着の時は配当が1,000円を切ることもありますが、平均配当6,000円が示すように、穴馬が絡んだ際は配当妙味に期待できます。

買い目を増やしすぎるとトリガミになる可能性もありますが、連対する軸馬を予想する流しなら、買い目を抑えつつ回収率向上につなげることも可能で、複合馬券の中でも扱いやすいのです。

全券種の中でも回収率と的中率のバランスがよい馬連馬券。
興味のある方は当記事の買い方を参考にしながらぜひ購入してみてください。