win5の最低配当はいくら？配当中央値からおすすめの買い方を解説

JRAの馬券は、10種類もあることをご存知でしょうか。
単勝・複勝・応援馬券・枠連・馬連・馬単・ワイド・3連複・3連単、そしてwin5です。

競馬初心者の皆さんは単勝やワイドなど比較的当たりやすい馬券から買い始め、だんだんと3連系を購入するようになると思います。
そしてそのような一般的な馬券と比べて、win5は特殊な馬券のように感じますね。

この記事はwin5がどのような馬券なのかを紹介し、最低配当はいくらなのかを解説します。
さらに配当の中央値を出して、初心者におすすめの買い方を紹介します。
win5は一攫千金の夢が見られる馬券なので、ぜひチャレンジしてみてください。

回収率が高い競馬予想サイト

11月17日東京10R「イクリプス」プランで8,100円 →1,099,440円の払い戻し！
今なら無料登録で11月24日(日)ジャパンカップ[G1]の買い目がみれる！

無料でジャパンカップの予想をみる

win5とは？

(引用元：JRA)

win5は、JRAが指定する5つのレースの1着になる馬を全て当てる馬券です。
内容を詳しく確認していきます。

まず一つ目のチェックポイントは、JRAが指定するレースということです。
自分で自信があるレースを選べればいいのですが、レースは全てJRAが選択します。
そのため自分の得意ではない距離やコースのレースでも、1着を選ばないといけません。

また5つのレースの選択は、各競馬場のメインレースが中心になります。
3場で開催していれば、全ての競馬場で最低1レースは選ばれます。

二つ目のチェックポイントは、1着になる馬を全て当てるということです。
例え4つのレースで当たっていても、最後のレースでハズレればそのwin5の馬券はハズレとなります。
このようにwin5はシビアな馬券で心臓に悪そうですが、その分配当が高いのが魅力となっています。

購入する方法は？

win5はインターネット投票の他に、UMACAにより競馬場やウインズでの購入が可能です。
インターネット投票は即パットなどに登録して、馬券の種類をwin5に設定すれば購入に進めます。
そのためインターネット投票に慣れている人なら、無理なく買うことができます。

UMACAは競馬場やウインズで使える専用のICカードです。
あらかじめUMACAに入金しておけば、馬券購入のたびに現金を出し入れする必要がありません。

UMACAでwin5を購入する時は、スマッピー投票を利用します。
スマッピー投票とは自分のスマートフォンに購入内容を入力し、投票用QRを表示させて発券機にかざして馬券を購入する投票方法です。

しかしwin5は、UMACA投票機でのキャッシュレス決済のみ購入可能なので注意してくださいね。
スマッピー投票を受け付けてくれる最新の発券機では、win5は購入できません。
購入までの流れは次のようになっています。

UMACAは馬券購入でポイントが貯まるなどのメリットが多いので、加入しておいて損はないですよ。

買い方は3通り

win5の買い方は、完全セレクト・一部セレクト・ランダムの3通りあります。
そして買い方のそれぞれの内容は次のようになっています。

このようにwin5は、予想を全てコンピューターに任せてしまう買い方があるのが特徴です。
まるで宝くじのような感覚で予想を放棄してしまうのですから、そのくらい当てるのは難しい馬券であるといえます。

遊びと割り切ってとりあえず買っておこうという人には、ランダムや一部セレクトは良いと思います。
しかし競馬は予想にこそ楽しみがあると思うので、初心者の皆さんはぜひ完全セレクトでチャレンジしてみてくださいね。

全通り買ったらいくら？

win5は5レースをそれぞれ1頭ずつ選ぶと1通りとなり、わずか100円からチャレンジできます。
しかし1レースに数頭を選択すると、買い目点数は一気に上がります。

5レース全てでフルゲート18頭が出走すると、win5を全通り購入するには188,956,800円必要です。
1レースに付き18頭全てを買い、その全てが当たらなければならないので、18×18×18×18×18で買い目点数は1,889,568にもなってしまいます。

win5の全通り購入は2億近い金額なので、全く手が届かない印象です。
このようにwin5は馬券でありながら宝くじに近い感覚なので、ランダム購入があるのもわかる気がしますね。

キャリーオーバーとは？

win5のキャリーオーバーとは、次回のwin5に繰り越される金額のことを言います。
キャリーオーバーが発生する要因は次の2つです。

win5は2011年にスタートしましたが、2023年までに合計13回のキャリーオーバーがありました。
的中票がない場合や、当時は2億円が最高配当だったため、それを上回る分の金額がキャリーオーバーとなりました。

2014年4月1日から施行された改正競馬法に合わせて、win5の払戻金最高限度額が6億円に引き上げられました。
これ以降は、余剰額でのキャリーオーバーはありません。

キャリーオーバーが発生した次週は配当額が上乗せされるのですが、意外と固く収まってそれほど高額な配当にならないことも多いです。
キャリーオーバーがあるからと意気込み過ぎないことも大事ですね。

win5の配当はどれくらい？

最高6億円の配当が期待できるwin5ですが、配当はどれくらいなのでしょうか。
最低配当・高額配当、さらには中央値を確認していきます。

配当額を確認することでどのくらいの買い目にしたらいいかなど、win5を攻略するヒントが見えてくるのではないかと思います。

最低配当

win5の過去最低配当は、2018年10月8日京都大賞典が行われた日の6,050円です。
1着を5回も当てて、たったの6,050円とは驚きの結果ですね。

該当5レースの1着馬の人気を見てみると、1人気・1人気・2人気・2人気・1人気でした。
1番人気が1着になる確率は約30％ほどと言われていますが、それでも6,050円にしかならなかったのです。

これを各レース3頭ずつ設定したとすると、100円ずつでも24,300円が必要になりトリガミになってしまいます。
2頭ずつだと3,200円の投資なので儲けが出ますが、それなら馬連を買った方が余程効率がいいように感じますね。

また直近では2022年12月11日阪神JFの日が、25,950円の配当でした。
win5はこのようなことがあるので、むやみに買い目を増やすのはよくないことが分かります。

高額配当

win5の過去の高額配当トップ3は、4億円を超える配当となりました。

高額配当の1着馬の人気を見ると、必ず二桁台の馬が1着になるレースが含まれています。
3位の2019年2月24日は、二桁台が2回・1番人気が1回という並びになっていて、傾向がつかめず難しいですね。

これらの馬券を当てるにはかなりの買い目で勝負しなければならず、win5の難しさがより一層感じられます。

配当中央値

配当額は平均値を求めると、実際の感覚よりも高い数値が出る傾向があります。
それは高額配当の馬券であるwin5や3連単で多く見られます。

そこで配当を低い方から高い方へ順番に並べて、真ん中にある値である中央値を出してみます。
2022年全57回のwin5の配当中央値は、2,310,770円でした。

この配当額が真ん中なので、23,107通りのwin5を買い続けると計算上半分はプラスになり半分はマイナスになります。
また23,107通りは、1レース当たり6〜8頭を設定できる計算です。

人気順通りに8頭設定したとすると、1回でも人気二桁台の馬が1着になればハズレとなります。
やはり難しい馬券ですね。

win5のメリット・デメリット

ここではwin5のメリット・デメリットをまとめます。
win5はかなりクセのある馬券ということは間違いありませんが、メリットとデメリットはどちらが大きいのかを確認します。

win5のメリット

win5のメリットは、超高額配当が期待できること、シンプルな馬券であることの2点です。
わずか100円で、数億円を手に入れる可能性があるのは最大の魅力ですね。
しかも宝くじと違い、自分で数字を選べるというのは大きなメリットと言えます。

そして1着になる馬を5回連続で当てるというシンプルさも、メリットの一つではないでしょうか。
特に初心者は単勝や複勝馬券から買う人が多いと思うので、慣れている投票方法とも言えます。
シンプルなのに高額配当、これがwin5のメリットですね。

win5のデメリット

win5のデメリットは買い目が多くなってしまうことです。
1レースにつき1頭ずつに絞り込めれば、買い目は1点のみです。

これが2頭ずつだと一気に32通りになり、3頭ずつだと243通りにもなります。
買い目を絞り込めば当たる確率も下がるので、もどかしいところですね。

win5のもう一つのデメリットは、後半レースのパドックを確認できないということです。
win5の締め切りは最初のレースの発走5分前となっています。

そのため後半のレースのパドックや返し馬を確認することなく、馬券を購入しなければなりません。
馬の直前状態を確認できないのは、大きなデメリットと言えますね。

win5おすすめの買い方2選

win5はとても難しい馬券ということが分かりましたが、ではどうしたら少しでも当たる確率を上げられるのでしょうか。

ここではwin5のおすすめの買い方2選を紹介します。
どちらも買い目が1000通りで、最低10万円の資金が必要になります。
初心者の皆さんには大きい金額だと思うので、友人等と共同で購入するなどを検討してくださいね。

確勝級の馬がいる場合の1×1×10×10×10戦法

5レースの中で2レースに確勝級の馬がいる場合は、1×1×10×10×10戦法を使います。
この戦法は、2レースを1頭ずつしか選ばないのでリスクもあります。

しかしその分、残りの3レースを10頭ずつ選ぶことができるのです。
10頭というと全出走数の半分以上です。
これだけ選べば、当たる確率も上がると思います。

ここはと思ったレースは、おもいきって絞り込むことが大事なのではないかというのがこの戦法の考え方です。
2022年12月25日の有馬記念の日は、7-7-2-1-1の人気順でしたが、この結果はまさに1×1×10×10×10戦法が当てはまりますね。

そしてこのときの配当額は373万9110円でした。
10万円の資金がこの金額になるならば、大成功といえますね。
確勝級の馬がいる場合の1×1×10×10×10戦法、ぜひ使ってみてください。

分散高配当期待型の2×2×5×5×10戦法

win5のおすすめの買い方2つ目は、2×2×5×5×10戦法です。
これはレースを3分割し、買い目をある程度分散させ高額配当を期待するものになります。

当たる可能性の高い自信がある2レースを2頭ずつ、少し自信がある2レースを2頭ずつ選びます。
そして自信がない1レースを10頭選び、高配当を期待します。

この戦法は、レースを分析して難しさのランク付けをするのが特徴です。
当たる可能性を上げ、さらに高配当も期待できるので有効な戦法だと思います。

2022年1月16日の日経新春杯の日は、2-2-8-3-6の人気順でしたが、これはこの戦法の選択に十分に当てはまりますね。
そしてこの日のwin5の配当は、1663万5980円と高額配当になりました。

1×1×1×10×10戦法よりも当てるのは難しいですが、配当は高い場合が多いのが特徴です。
皆さんもそれぞれの方法でwin5を攻略してみてくださいね。

回収率が高い競馬予想サイト

11月17日東京10R「イクリプス」プランで8,100円 →1,099,440円の払い戻し！
今なら無料登録で11月24日(日)ジャパンカップ[G1]の買い目がみれる！

無料でジャパンカップの予想をみる

まとめ

この記事は、win5の最低配当について解説してきました。
この記事をまとめると次のようになります。

win5の配当で千円台はそんなにありませんが、万円台はけっこう発生します。
そうすると、おすすめした戦法は10万円の資金なのでトリガミの可能性があるのです。

人気馬で固くおさまりそうなレースが多い場合は、このままwin5にするか他の馬券に変更するか難しいところですね。
しかしそんなトリガミの恐怖がありながらも、億の配当額を夢見ると心がざわつきます。

一生に一度は当ててみたい夢の配当であり、win5はそれが実現できる馬券です。
最高の6億円を目指して、頑張っていきましょう。