霜降り明星粗品の予想は当たる？2022年の粗品の買い目を紹介

お笑いコンビ・霜降り明星の粗品をご存知でしょうか？
パチンコや競馬など様々なギャンブルが大好きな芸人としても有名ですが、中でも競馬に対しての情熱は人一倍です。

馬券の買い方もネットニュースになるほど、大胆に賭けているため話題になっています。
そんな粗品のプロフィールから過去の成績、予想の仕方を含めてご紹介していきます。

粗品のプロフィール

(引用元：https://www.youtube.com/watch?v=iVp422o1hXk)

生年月日	1993年1月7日 (年齢 29歳)
出身地	愛知県一宮市
職業	漫才師
趣味	競馬、麻雀、競輪、競艇、パチンコ、パチスロなどギャンブル全般、ボーカロイドを使用した作曲などの音楽活動、ゲーム
受賞歴	2012年 オールザッツ漫才 優勝　2019年 R-1ぐらんぷり 優勝
関連書籍	有吉の世界同時中継 〜今、そっちってどうなってますか?〜（テレビ東京） 霜降り明星のオールナイトニッポン（ニッポン放送）

霜降り明星とは

『霜降り明星』とは、せいやと粗品からなる日本のお笑いコンビです。2013年に結成し、2018年の『M-1グランプリ』では史上最年少となる25歳で14代目王者となりました。

その他にもたくさんの賞を獲得し、番組の司会などでも活躍する若手実力派として注目されています。

生涯収支マイナス1億円くんとは

粗品が個人のYoutubeチャンネルであげている競馬動画の中に「生涯収支マイナス一億円君」（通称マイ億君）という人物が登場します。
粗品が作り出したキャラクターの１つで、主に重賞が開催される前日に競馬予想がアップロードされます。

2021年の菊花賞辺りから本格的に始動していて、中には100万回再生を超えるものもあるほどで競馬ファンが注目しています。

粗品の直近の買い目はこちら

粗品は毎週末に開催される重賞の予想を行っています。
粗品の直近の予想と買い目をまとめました。

天皇賞（春）2022の本命と買い目

粗品が天皇賞（春）で本命にしたのはマカオンドールです。
斤量58キロは初めて背負うが、本格化したいまなら上位入線も可能だろうと評価されています。
枠順や当日の馬場を見ても力は出せると判断されました。

ところが、レース本番では後方からまくりを決めたものの、直線で苦しくなりました。
初の58キロが響いたのでしょう。
11着に敗れてしまい粗品の予想は外れてしまいました。

評価	馬名	着順
本命	⑤マカオンドール	11着

皐月賞2022の本命と買い目

群雄割拠の皐月賞にて、粗品が本命にしたのは16番のデシエルトでした。
前走の若葉ステークスにおいて、逃げ切りの競馬で2着馬を5馬身突き放して完勝したことを高く評価しています。

展開がハマれば若葉ステークスのように突き抜けて圧勝してもおかしくないですし、枠や馬場を踏まえた上でも出し切れると判断されました。

しかし、レース本番ではスタート直後につまづいてしまったことで大きく展開が狂いました。
態勢を整えて2番手の位置につくことはできましたがハナを狙おうと序盤にペースを上げてしまったことでスタミナを消耗してしまい、最後の直線では一杯になってしまいます。
その結果、16着に敗れてしまいました。

評価	馬名	着順
本命	⑯デシエルト	16着

桜花賞2022の本命と買い目

阪神JF組と3歳の牝馬重賞組が激突する桜花賞にて、粗品が本命にしたのはラブリイユアアイズです。
このレースにおいて粗品は過去データを基に予想を行いました。

かつての桜花賞はチューリップ賞組が好成績を残していましたが、近年は阪神JFからの直行組が強く、今年の桜花賞はラブリイユアアイズのみ直行するということで本命にされています。

しかし、レースでは先行競馬を行ったもののノド鳴りのために休養したのが大きく響いたのか、最後の直線ではずるずると後退してしまい、18着のしんがり負けを喫してしまいました。

評価	馬名	着順
本命	⑪ラブリイユアアイズ	18着

大阪杯2022の本命と買い目

大阪杯で粗品が本命にしたのは昨年G1タイトルを3つ手にし、年度代表馬に選出されたエフフォーリアです。
相手関係を見てもエフフォーリアが抜けているのは誰が見ても明らかで、人気・穴馬問わず本命にする粗品でもさすがにここは断然1番人気のエフフォーリアを本命にしています。

ところがレース本番では昨年の輝きはどこへ行ったのか、思うように末脚が伸びずに9着に敗れてしまいました。

評価	馬名	着順
本命	⑥エフフォーリア	9着

2022年の粗品の的中情報

近走の粗品の予想と買い目はことごとく外れているのが分かりますね。
もしかして粗品は予想が下手なのでは？と思われた方もいるでしょう。

粗品は今年1度だけ予想を的中させています。
その時の買い目を紹介しましょう。

2022年金鯱賞の本命と買い目

評価	馬名	着順
本命	⑤ポタジェ	4着

粗品の本命馬は来ない？粗品の敗北エピソードを一挙紹介

これまでに様々なレースを予想してきた粗品ですが、購入した馬券は呪われたように外れ、本命馬を次々と着外に飛ばすという「粗品の呪い」と呼ばれる現象が起きています。

大阪杯では1，2番人気のエフフォーリア、ジャックドールが着外に、桜花賞ではラブリイユアアイズが18着になるなど、面白いくらい本命馬が飛んだ結果となっています。

唯一馬券的中した金鯱賞においても本命視したポタジェは4着なので馬券は的中しているものの本命馬は外れていますね。

2021年の菊花賞の予想は的中するも、馬券は買わなかったらしい

生涯収支マイナス一億円君の初めての予想動画は2021年の菊花賞でした。
予想した馬連が当たっていたにも関わらず、本人はどうせ来ないだろうと思い買っていませんでした。

「1点600万で」と冗談交じりに言っていましたが、本当に買っていたとしたら1億4500万円になっていたこともあり非常に悔しがっていました。

次に出した天皇賞（秋）の動画では馬券をなんと120万円分購入し、外しています。
そこから『粗品が馬券を買うと本命馬が飛び、買わないと当たる』というジンクスが生まれ、競馬予想動画の最後には「粗品が今回馬券を買うかどうか」という予想まで導入されました。

2021年の有馬記念の予想は的中するも、買ってたのはキセキの単勝

2021年の有馬記念の予想動画で粗品は「3コーナーからの捲り上げ勝負よりも、最初から前々で競馬をして瞬発力で一気に抜け出せるのはエフフォーリアである」と予想し、本命にしました。

買い目も思い切って単勝エフフォーリア1本で勝負すると宣言していました。
しかし、翌日上がった動画ではエフフォーリアの馬券を買っておらず、なんと買っていたのはキセキの単勝100万円分だったと話していました。

SNS上では「粗品が買わないからエフフォーリア来たんだな」などと声が上がり、ここでも呪いについて力を発揮していたと話題になっていました。

粗品に呪いをかけられた馬たち

レース	本命	結果	備考
菊花賞	タイトルホルダー	1着	粗品が買わなかったから来たといわれている
天皇賞（秋)	コントレイル	2着	組み合わせを外す
アルゼンチン共和国杯	アンティシペイト	8着	2番人気だったが敗北
エリザベス女王杯	アカイトリノムスメ	7着	2番人気だったが敗北
マイルCS	グランアレグリア	1着	粗品が唯一馬券も的中したレース
ジャパンカップ	サンレイポケット	4着	1着は呪いから解放されたコントレイル
チャンピオンズC	オーヴェルニュ	5着	本命にしなかった馬が見事勝利
阪神JF	ナミュール	4着	出遅れてしまう
朝日杯FS	ジオグリフ	5着	2番人気だったが敗北。なお、皐月賞は勝利する
有馬記念	エフフォーリア	1着	予想的中も買っていたのはキセキの馬券
ホープフルS	サトノヘリオス	13着	3番人気も敗退
東京大賞典	ミューチャリー	4着	写真判定で馬券外
中山金杯	ウインイクシード	6着	選んだ4頭すべてが掲示板外
シンザン記念	ビーアストニッシド	4着	のちのスプリングS勝ち馬
東海S	アイオライト	13着	4番人気だったが敗退。2着には呪いから解放されたオーヴェルニュ
きさらぎ賞	ストロングウィル	5着	1番人気だったが敗退
京都記念	マリアエレーナ	8着	もう一頭選んでいたユーバーレーベンも5着に敗れる
フェブラリーS	エアスピネル	9着	酷評していたソダシが3着
中山記念	ウインイクシード	5着	2走連続で本命視されてしまう
弥生賞	ドウデュース	2着	本命馬は馬券に来たものの、相手が来ず
金鯱賞	ポタジェ	4着	のちの大阪杯勝ち馬
阪神大賞典	ディープボンド	1着	本命馬は馬券に来たものの、相手が来ず
高松宮記念	ダイアトニック	14着	全く見せ場なく敗退
大阪杯	エフフォーリア	9着	人気馬も粗品の呪いには勝てなかった
桜花賞	ラブレイユアアイズ	18着	直線で一杯になりしんがり負け
皐月賞	デシエルト	16着	逃げ馬だがスタート直後につまずき後手を踏む
天皇賞（春）	マカオンドール	11着	予想通り、斤量58キロが負担になった

粗品の予想スタイルは？

これほどまでに本命馬が惨敗している姿を見ると、粗品は予想が下手だと突っ込まざるを得ません。
果たして粗品はどのようなスタイルで予想を行っているのでしょうか。

レース展開や馬場状態を総合的に判断して本命馬を決める

粗品は自身のYouTube上で動画を予想動画を公開しています。
そのなかには、本命馬や買い目だけではなく、レース展開なども考察されています。

例えば、出走馬のなかで先頭に立つ馬はどの馬なのか、それだけではなく隊列や当日の馬場なども踏まえた上で本命馬を選出しています。
一般の競馬ファンも行うオーソドックスな予想スタイルを取っています。

単勝から三連単まで、オールマイティに馬券を購入している

粗品はさまざまな馬券を駆使しています。
基本的に好まれる買い方は三連単のフォーメーションです。

しかし、2022年の桜花賞やフェブラリーステークスのように馬連ながしで購入されるレースもあれば、2021年の有馬記念のように単勝一点買いで購入することもあります。
レースに応じて券種を変えています。

キセキが出走していたら何よりもキセキを買う

粗品が好きな馬は菊花賞馬のキセキです。
2021年の有馬記念ではエフフォーリアを本命にしておきながら、実際はキセキの単勝を購入していて馬券を外していました。

その年の宝塚記念においてもキセキの馬券を購入し、外しています。
キセキが出走していたらレース展開などは一切考慮せず、キセキを購入するのが粗品です。

なお、キセキは2021年の有馬記念で引退したので今後はキセキの馬券を購入することはありません。

粗品の予想を見るならYouTubeが一番！

粗品は主にYoutubeで予想動画をあげています。
「生涯収支マイナス一億円君」が一番多く競馬予想をあげていますが、他にも「複勝生活激アツ君」や「トリプル馬単キャリーオーバー君」など様々なキャラクターと買い方で競馬の予想をしています。

また、2022年の4月から競馬エイトにて粗品は連載を持つようになりました。
コーナー名は「粗品のタコ負けしようや」です。

春のG1レースの予想を公開しています。
気になる方は、売店やコンビニで競馬エイトを手に取ってみてもいいでしょう。

粗品の予想は役に立つの？活かす3つのテクニック

今までの粗品の予想を見る限り、当たったレースは金鯱賞のみと信憑性はかなり低めではあります。
ただ、見方を変えれば生かす方法はあります。
そこで今後、予想動画をどのように活用すればよいか分析してみました。

本命馬はこないジンクスを信じる

前にも書いた通り、粗品が本命にした馬は「呪い」がかかった馬として予想から外す人も少なくないです。
予想動画のコメント欄では、自分の本命馬が粗品に指名されなかったことを喜ぶ声もあります。
今までの結果を見る限り、粗品の本命は外すのが良いかもしれません。

前走で本命視された馬は来る可能性が高い

最近判明したことなのですが、どうやら粗品が本命に指定した馬は「次走」で馬券に絡む確率が高いようです。

例えばスプリングSで1着だったビーアストニッシドと3着だったサトノヘリオスは、過去に粗品が本命に指定した馬でした。

ニシノラブウインクも同様で、本命にしたフェアリーSは敗れましたが、次走のフラワーCで2着入線しています。
粗品も、「次走はめっちゃいい顔で走っていてまさに呪いの解放」と自分でも認めるほど呪いの力が強いことがわかります。

粗品の本命馬にした馬は”凡走した次のレースはいい結果を残す可能性が高い”と覚えておくのがよいでしょう。

展開予想は意外と当たる

これまで本命馬の話をしてきましたが、粗品の展開予想を見るとかなり正確なのがわかります。
予想タイムやレースペースも正確で脚質や当日の馬場も考慮して細かい展開予想をしています。
粗品の展開予想を聞いて、自分なりの本命馬をしぼるのもアリかもしれません。

まとめ

お笑い界で一世風靡し、現在も活躍している霜降り明星の粗品は大の競馬好きとして、現在も競馬予想を上げています。

的中率や回収率は決して高くありませんが、予想内容や「高確率で本命馬が飛ぶ」信頼があるので、かえって多くの競馬ファンが注目するようになりました。

当たらない予想が信頼されるのも珍しいものですよね。
今後も粗品の競馬予想に注目したいです。